ピアノの弾き語りを上達させる『ある』コツとは!?

初心者がピアノの弾き語りを行えるようにするための押さえておきたい3つのポイントや、弾き語りの”正しい”練習方法について詳しく解説していきます。

間違った練習をしてしまうと余計に時間がかかってしまったり、一向に上達する事が出来ません。

今回お伝えするポイントや練習方法を参考にして頂き、ピアノの弾き語りを上達させていきましょう!

1. ピアノ弾き語り入門!初心者が押さえておきたい3つのポイント

初心者の方がピアノの弾き語りを学ぶために押さえておきたいポイントを3つに分けてご紹介します。

ポイントその1:メロディの楽譜を探す

弾き語りを練習する際はまずは楽譜を探しましょう。

楽譜を見ながら練習した方が圧倒的に効率的です。

弾き語り用の楽譜かメロディ譜を書籍やネットから入手しましょう。

メロディ譜の場合は伴奏部分が書かれていません。

その代わりにコードが書かれているのでそちらを参考にして演奏しましょう。

ポイントその2:右手の5つの基本コードを覚えよう

まずは右手の基本コードである

・Cコード
・Fコード
・Gコード
・Amコード
・Emコード

の5つのコードを覚えていきましょう。

この基本を覚えるだけでも簡単な曲であれば即座に弾き語りをする事が可能です。

1つずつ確実に覚えるようにしていけば必ずマスターする事が出来るので、焦らずに練習を繰り返しましょう。

ポイントその3:左手も音を添える

右手のコードが弾けるようになったら、最後は左手で音を添えるようにしましょう。

左手で添える音は『ルート音』と呼ばれています。

ルート音というのはCコードだと『ド』の音を出すという事です。
『根音』とも表現されています。

このあたりに関しては実際に音を聴きながら確認したほうが分かりやすいので、参考になる動画を載せておくのでそちらをチェックしてみて下さい。

【ピアノ弾き語りはじめの一歩】

2. 初心者必見!ピアノ弾き語りの正しいやり方

ここまでで初心者が押さえておきたい弾き語りをマスターするポイント3つをお伝えしました。

次に弾き語りを覚える上で正しい覚え方について詳しく解説していきます。

自己流で覚えようとすると上手く上達することが出来ず、遠回りとなってしまう可能性が高いです。

まずは正しい練習方法を覚えていきましょう。

ちなみに、今からお伝えする内容は、先ほどお伝えした3つのポイントをある程度マスターしている事を前提にお伝えしていきます。

・1:ピアノ演奏に集中

ピアノの弾き語りというのは演奏と発声の2つの事を1人で行わないといけません。

いきなり2つの事を同時にやろうとしてもなかなか上手く行うことが出来ずに挫折してしまう可能性が高いです。

そうならないようにまずはピアノの演奏に集中するようにして下さい。

・2:鼻歌を歌いながらピアノ演奏

ピアノの演奏が出来ると確認ができたら、次に鼻歌で構いませんのでピアノの演奏に合わせて鼻歌を歌いましょう。

・3:歌詞で歌う

鼻歌を歌いながらピアノ演奏が出来たら、最後は歌詞を加えた状態で弾き語りを行いましょう。

この順番で練習を行うことで、効率的に弾き語りレベルを上達させる事が出来ます。

3. ピアノ弾き語りにおすすめの曲

ピアノの弾き語りにオススメの曲は以下の9曲です。

好きな曲を選んで練習していきましょう。

・1曲目:【Let it go】ピアノ ~ディズニー映画「アナと雪の女王」

・2曲目:【少年時代】井上陽水

・3曲目:【エリーゼのために】ベートーヴェン

・4曲目:【戦場のメリークリスマス】坂本龍一

・5曲目:【世界に一つだけの花】SMAP

・6曲目:【ジュピター】Kryzler&Kompany

・7曲目:【ひこうき雲】荒井由実

・8曲目:【涙そうそう】夏川りみ

・9曲目:【春よ、来い】松任谷由実

4. 初心者でもピアノ弾き語りが上手くなるためのコツ

最後にピアノの弾き語りを上達させるコツを紹介します。

弾き語りを上達させるコツは『ピアノを弾かないこと』です。

「え?どういうことですか?」と感じると思うので順番に説明していきます。

ピアノの弾き語りが難しいと感じてしまう理由は『歌うこと』と『弾くこと』の2つの動作を同時にやらないといけないからです。

ギターであれば意識をしなくても演奏することが出来るので、比較的難易度は低めなのですが、ピアノの場合は無機質な音に なりがちなので、演奏する事に意識を向けないといけません。

その状態で歌おうとすると演奏がうまく出来なかったり上手く歌えなかったりします。

2つの動作を満足の行くレベルで行うことは非常に難易度が高いです。

では、どうすれば良いのかと言いますと、なるべく歌う時はピアノを弾かない事です。

ピアノをジャ~ンと弾いた後に歌うように心がけ、コードが変わる時だけピアノを弾くようにアレンジをします。

こうすることで2つの動作を同時に行うのではなく、1つ1つの動作をタイミングを見ながら行っているだけなので、非常に弾き語りがやりやすくスムーズに上達させる事が出来ます。

5. まとめ

いかがでしたでしょうか?

ピアノ初心者の方にとって弾き語りというのは難易度の高い演奏方法です。

なぜなら、弾き語りというのは『歌うこと』と『ピアノ演奏』を同時に行う必要があるからです。

単純にピアノを弾くだけだったり歌うだけであれば難易度は低いです。

ただ、2つの事を同時に行おうとするとどちらかの作業が疎かになりミスが増えてしまいます。

ミスなく弾き語りを行うには、今回お伝えしたコツを参考にしてみて下さい。

このコツを意識するだけでも、かなり弾き語りがやりやすくなると思います。

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