カラオケの時に音痴だと、歌うことが楽しく無くなりますよね。

普段カラオケに行った時に、音痴の人の歌を聴きながら、歌い終わった後になんて言おうか必死に考えた経験はありませんか?

「上手い」と言うのは、バカにしてると思われかねない。

「いい声してるね」なんて、思ってもないことも言えるキャラではない。

なんて必死に考えながら、「この歌いい曲だよね」なんて言葉で濁したり。。。

そうやって他人の歌を聴いていると、逆に自分の歌は大丈夫なのかと心配になったりするものですよね?

カラオケは、他人の前で歌うことのできる数少ないチャンス。

できることなら歌が上手いと思われたい。

そして、その上でカッコいいと思われたり、あわよくば可愛いあの子に好意を持ってもらいたい…なんて、男性なら一度は考えますよね?

女性であっても、カラオケは注目を集めることも、気になるあの人をおとすこともできる最高の舞台です。

恥ずかしがって、歌わないなんて勿体無い。

是非カラオケを活用して、歌の上手いあなたを皆に見せつけてやりましょう。

1. カラオケ上達、音痴解決!のためのボイストレーニング

音痴を直すためには、いくら知識をつけたところで、あまり意味はありません。

実際に声を出して、筋肉の使い方や姿勢を直して初めて上手くなるのです。

しかし、普通に家で大きな声を出すのは難しいですし、なにより近所の人や家族に聞かれるのはひずかしい!

そんなときにカラオケでの練習は非常に役に立ちます。

時間帯を選べば非常に安価で利用できますし、様々な曲が練習できます。

しかし、カラオケボックスのマイクは、あまり高価なものを使用していないようです。

そのため、低音の感度が悪いようで、曲によってはマイクを近づけて歌うことをお勧めします。

2. カラオケでのボイストレーニングの練習方法

では、カラオケではどのようにボイストレーニングをすればよいのでしょうか?

歌は、売行きでランキングになることはあっても、その歌の上手い下手を決める大会などはありません。

スポーツと違って、1番を決めるものではなく、感性的に楽しむものだからです。

そのため、上手いと思う歌にも人の感性が入ってきます。

声質の好き嫌いであったり、感情表現の豊かさなどの部分に関しては、数値化することもできないですし、聴く人によって変わってきます。

しかし、歌の上手いか下手かを決める指標として「確実」な点は2つあります。

それは、「早さ」と「ピッチ」 です。

この早さとピッチに関しては感情表現などのような曖昧なものではなく、明確な正解が存在するのです。

これをしっかりと身につけることがカラオケでのボイストレーニングの基本になります。

ここでは、コツをいくつか紹介したいと思います。

2-1. まずは正しい姿勢で声を出す

歌の基本中の基本はその声の出し方にあります。

ですが、多くの人がここを間違ったままにうまく歌おうとします。

姿勢が間違っている状態で大きな声を出そうとすると喉を傷める恐れがありますので、十分に注意が必要です。

さて、正しい姿勢ですが、多くの人は正しい姿勢を具体的に習ったことがありません。

小学生の時から「姿勢を正しなさい」とは言われるものの、正しい姿勢というのがどういうものなのかをわからずにやっていることが大半です。

そのため、「なんとなく自分的に正しい姿勢」という曖昧なものになってしまうので、うまく声が出せないことがあります。

正しい姿勢は、以下のステップを踏めば、簡単にすることができます。

・椅子に浅く腰掛ける
・右手を掌を下にした状態で頭の上に置きます。
・そのまま右手を真下に押していきます。
・右手に反発するように体を上に押し上げます。
・そのまま右手を外して自然な位置に置きます。
・両肩を精一杯上に上げて、首や肩が痛くなるくらいに上げます。
・そして体はそのままに肩から先の力を一気に抜きます。

そうすることで、自然で正しい姿勢になります。

この時、変に力の入る部分があったり、筋肉が張ったような状態になる部分がある人は、そこを一度ストレッチしてみてください。

普段の姿勢が正しい姿勢とは異なるために普段は使わない筋肉が使われている可能性があります。

できることならその部分を含めて、首回りや肩のストレッチを日常的にしてほしいと思っています。

筋肉は声と非常に密接な関係がありますので、早くうまくなりたいと思うなら、ストレッチは欠かせない要素になります。

2-2. 声の出し方

姿勢が正しくなったら、次は声の出し方です。

声は、腹式呼吸で出すのが正しい発声になります。

腹式呼吸とは、お腹までしっかりと空気が入って呼吸することで、先ほどの姿勢を正しくすることで、これまでよりも深く息を吸い込むことができるでしょう。

息を吸ったときにお腹が膨らむ感覚がわかれば正しい呼吸ができています。

そのまま、ゆったりと声を出してみてください。

普段よりも楽に声が出せたり、自然に大きな声が出せたりしませんか?

2-3. 声を出すことよりも聞くことに集中してみる

さて、声もしっかりと出るようになったところですが、カラオケでのボイストレーニングでは、あまり大声を出さないことをお勧めします。

それはなぜか?声を出すよりも、聞くことに集中してほしいからです。

今までの項目で自然に大きな声が出るようになっているはずです。

力まずに大きな声が出るようになったら、その自分の声とメロディーをしっかりと聞いて歌うことが重要です。

自分の声を録音して聞いたことがある人はわかると思いますが、自分が普段聞いている声と、実際の声は違う物です。

音とは、振動ですので、空気だけではなく水や物質を通しても聞くことができます。

普段他人の声を聴くときには空気が振動を伝えますが、自分の声に限って、体を通して直接的に鼓膜へと届きます。

耳をしっかりとふさいだ状態で声を出しても自分の声が聞こえるのはそのためです。

そして、体を通して聴くことで、空気を通した時とは違う声に聞こえます。

だからこそカラオケでは、マイク・スピーカー・そして空気を通して自分の耳に聞こえてくる声を聞くことが大切になってきます。

そして、それと同時にメロディーにも耳を傾けることで、しっかりとした音程で歌う練習をしましょう。

3. カラオケのボイストレーニング機能

最近のカラオケ機械には、採点モードというのが標準装備されていますよね?

これをつかってボイストレーニングをしていくことで、自分の声を客観的に評価することができます。

歌の上手い人(プロ)に自分の歌を聴いてもらい、評価してもらう方が確実に成長はできるでしょうが、お金もかかることですので、自主練習としてはカラオケでも充分可能でしょう。

特に音程に関しては、五線譜でその歌の音程を示してくれているものもありますし、採点の際に詳細に自分の歌い方を評価してくれるシステムもありますので、是非自分が一番しっくりとくる機種を選んでください。

まとめ

今回は、カラオケでのボイストレーニングの方法についてまとめてきました。

身体を壊さない程度ということが前提ですが、練習はすればするほどうまくなります。

筋肉は1日使わずにゴロゴロしていると数パーセント弱体化すると言われており、それは筋肉を使って発声している歌に関しても同じことが言えるでしょう。

日々の積み重ねは非常に大切ですので、是非しっかりと練習を続けていただければと思います。

関連記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
  • 特集記事
TOP