歌や踊りに興味のある子供は多いですよね。
特に小さい子であれば小さい子ほど、テレビのCMを見ながら踊ったり歌ったり、テレビアニメを見ながら歌ったり踊ったり、その姿は非常にかわいらしいです。
このように、幼少期から歌や踊りに興味のある子が、将来歌手になったり声優になって、日本の歌謡界やアニメ界を引っ張っていってくれるのではないでしょうか。
しかし、子供であるからこそ、「うまいと思われたい」「きれいな声だと言われたい」という意識が強く働きます。
大人であれば、「周りからどう思われても自分のやりたいことをやる」と考えることができますが、子供は周りから「上手だね」「きれいな声だね」と言われることで、ますますその分野に興味を持ち、好きになっていきます。
逆に周りから認められなければ、歌をどんどん嫌いになってしまい、その才能を発揮することができない可能性さえあります。
そのような事態を防ぐためにも、子供のうちから「ボイストレーニング」に通うことによって、子供の歌への興味を失わず、なおかつさらに歌を上手く歌うことができるようになります。
そこで今回は、子供のうちからボイストレーニングを受けさせた方が良い理由、おすすめのボイストレーニング教室などを紹介していきます。
1. ボイストレーニングを子供の頃から始めるメリット
多くの人が考えるのが、「子供のうちからボイストレーニングを受けて意味があるの?」ということではないでしょうか。
確かに、こういったトレーニングなどを受ける場合、大人の方が明確な目的を持って臨むことができますし、集中力も続きやすいです。
また、人生経験を積んでいる大人の方が、講師が言っていることの飲みこみ・理解が早いという面はあるかもしれません。
そういった点からも、子供への指導というのはとても難しいです。
1-1. 歌うことが好きになる
しかし、子供にボイストレーニングを受けさせる意味は絶対にあります。
子供にボイストレーニングを受けさせることの具体的な効果については後述しますが、まず大前提として「歌うことが好き」になります。
ボイストレーニングに限らず、子供が習い事をやめてしまう・やめたいと思ってしまうもっとも大きな原因を知っていますか?
それは、その習い事や練習が「楽しくない」からです。
子供用のボイストレーニングというのは、とにかく歌を楽しく歌えるため子供が通うのを嫌にならない傾向が強いです。
コンスタントに通い続ける結果、歌もどんどんうまくなっていきます。
そして、さらに歌を好きになっていくという好循環を生み出しています。
だからこそボイストレーニングをおすすめします。
1-2. 楽しみながら歌が上手になる
「なぜ通うのを嫌にならないの?」と思うかもしれません。
それは、「大人へのボイストレーニング」と「子供へのボイストレーニング」というのが大きく内容面で異なっているからです。
大人へのボイストレーニングというと、とにかく歌がうまくなるために、細かい呼吸法や発声法をただひたすら覚えるというイメージが強くないでしょうか。
もちろんそれだけではないのですが、子供と比べたら、「楽しさ」というものよりも「練習」ということに重きを置いているのは確かです。
大人の方が「歌手になりたい」といった明確な目標を持っているからということもあるでしょう。
それに対して子供へのボイストレーニングは、とにかく「楽しく歌えるように」というものに重きを置いています。
もちろん、細かい技法なども教えるのですが、楽しく歌っていく中で自然と覚えられるようなプログラムが組まれています。
具体的には、「ビブラート」という発声法を学ぶ場合、紙を渡されて「ビブラートとは舌と唇をこのように使って・・・」と指導するのが大人へのボイストレーニングです。
「じゃあ歌ってみよう!この部分は、唇をこんな風に使ってね!」と歌いながら覚えていくのが子供へのボイストレーニングです。大きな違いがありますね。
このように、好きな歌をたくさん歌いながら、なおかつ歌がうまくなることができるので、多くの子供はボイストレーニングに通うことで、さらに歌を好きになり、どんどんのめり込むようになります。
これをきっかけに、将来歌手になりたいと思う子供も多くいます。
そのため、子供のうちからボイストレーニングを受けることは非常に大きな意味があると言うことができます。
2. ボイストレーニングを子供の頃から始める効果
それでは次は、子供へのボイストレーニング効果を具体的に紹介していきます。
最大の効果は、前述したように「歌を好きになることができる」という点です。
今後歌い続けていく上で、この点がもっとも重要と言えるでしょう。
この他にもさまざまな効果があります。
2-1. 喉を傷つけない歌い方をマスターできる
大きな効果として挙げることができるのは、「喉を傷つけない歌い方をマスターできる」という点です。
子供は、学校の授業でも歌を歌いますよね。
その際、子供たちの喉のケアまで考えて指導していると思いますか?
体育の授業であれば、子供がケガをしないように指導するのが当たり前ですが、音楽の授業で子供の喉への負担を考えた指導を行っているところはほとんどありません。
それは、学校の先生や、幼稚園・保育園の先生になるまでに、発声の方法について十分な勉強をしていないからです。
そのため、学校で歌を教わると、例えば「高音域の曲を、喉の力だけで無理矢理歌わせる」などが行われてしまい、子供の繊細な喉に大きな負担がかかってしまいます。
その結果、声質まで変わってしまう場合があります。
ハスキーな声などがその例ですね。
それらの、いわゆる「喉のケア」をするためにも、子供へのボイストレーニングは効果があります。
2-2. 声変わりのコンプレックスを解消できる
また、「声変わりのコンプレックスを解消」することも、ボイストレーニングに通うことでできます。
思春期になると、特に男の子には顕著に表れるのが「声変わり」です。
大人への第一歩であると同時に、自分の声が変わってしまったことにコンプレックスを抱える子も少なくないです。
しかし、この声変わり期にしっかりと歌い方をマスターすることで、さらに深みのある声が出せるようになり、まさに「大人の歌」を歌うことができるようになります。
これは、ボイストレーニングを続けることでしか、効果を実感することはできないでしょう。
3. 子供にオススメのボイストレーニング教室とは?
それでは最後は、子供におすすめのボイストレーニング教室をいくつか紹介していきます。
3-1. avex artist academy
最初におすすめするのは、「avex artist academy」です。
有名なレコード会社であるavexが行っているスクールです。
キッズコースがあるので、本格的に学びたい人におすすめです。
ちなみに「東京校」「名古屋校」「大阪校」「福岡校」があります。
3-2. 小林音楽教室
次におすすめするボイストレーニング教室は、「小林音楽教室」です。
こちらには、キッズボイストレーニングレッスンというものがあり、3歳から小学生が対象です。
「新宿」「麻布」「船堀」に教室があります。
3-3. リズムセブン
次におすすめするボイストレーニング教室は、「リズムセブン」です。
こちらのキッズコースは、歌唱指導や発声練習はもちろんのこと、「楽しく歌う」ということに重点を置いています。
また、キッズコースの他にも、小中高生向けのジュニアコースもあります。
こちらは目黒に教室があります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
子供のときからボイストレーニングを受けることの大切さが分かっていただけたのではないでしょうか。
ボイストレーニングは、コツコツと続けていくことで、その効果を実感することができます。
歌手になりたい人だけでなく、多くの方に無料体験レッスンでもいいので、1度受けていただきたいです。