弾き語りを録音したいけど一体どうやって行えばいいの?
スタジオを借りて行わないといけないの?
そんな疑問を感じていませんか?
今回はあなた1人だけで自宅で簡単に録音する方法を分かりやすく解説していきます。
この記事を読むことで、撮影に必要な機材や具体的な撮影方法を理解する事ができ、YouTubeやInstagramにあなたの弾き語り音声を、自分一人で投稿する事が出来ます。
1. 自宅でできる弾き語りの録音方法
自宅で弾き語り動画を録音するには、いくつかの手順を踏む必要があります。
一つずつ詳しく解説していきます。
1-1. 録音に必要な機材
まずは、録音に必要な機材は一体何なのかを理解しましょう。
もし足りない機材があれば録音や編集が出来ないので、必ず準備するようにしましょう。
必須機材その1:パソコン
まずはパソコンです。
録音した弾き語り動画を編集する時にパソコンがあると非常に楽です。
ノートパソコンでもデスクトップパソコンでもどちらでも構いませんので、パソコンは1台持っておくようにしましょう。
必須機材その2:オーディオインターフェイス
オーディオインターフェースというのは、マイクとパソコンを繋ぐ中継のような存在です。
マイクや楽器のシールドというのはパソコンと繋ぐようには作られていません。
パソコンに録音をするためにはマイクをパソコンに繋ぐ必要があります。
それを可能にするのがオーディオインターフェースです。
マイクとパソコンの間に入り接続できるようにしてくれます。
必須機材その3:作曲ソフト
歌声を録音したり作曲するのに必要不可欠なソフトです。
作曲ソフトを検索すると数万円するものも見つかり尻込みしてしまうかもしれませんが、オーディオインターフェースを購入すると入門版の作曲ソフトが付属されている場合があります。
初めはそのソフトで十分です。
必須機材その4:楽器
続いては楽器です。
録音するためには当然必要です。
ギターやピアノなど、あなたが取りたい映像に合わせて楽器を揃えていきましょう。
必須機材その5:マイク
マイクも録音に欠かせない必須アイテムです。
マイクはダイナミックマイクとコンデンサーマイクの2つがあります。
コンデンサーマイクの方が繊細に音を拾ってくれるので、弾き語りの場合はコンデンサーマイクを揃えるようにしましょう。
必須機材その6:シールド・マイクケーブル
シールドというのは楽器とインターフェイスを繋ぐ線の事で、マイクとインターフェイスを繋ぐのがマイクケーブルと言います。
どちらも既に持っている場合は改めて購入する必要はありませんが、もし持っていない場合は3mほどの長さのあるモノを選んでおけば録音が行いやすいです。
1-2. 録音の手順
録音する手順を簡単にまとめると以下のとおりです。
・ステップ1:ケーブルなど必要な機材を接続する
・ステップ2:作曲ソフトを立ち上げる
・ステップ3:音量を適切に調節する
・ステップ4:マイクに向かい歌や楽器を録音をする
この4ステップを行うことでとりあえず録音は完了です。
録音が完了した後は、別に歌っている動画を撮影します。
その後、編集ソフトを使い録音した音声と動画を組み合わせ、一本の動画が完成します。
はじめから録画をしてしまえば、音声と動画を後からつなぎ合わせる手間が省けますが、その代わりちょっとしたミスをしてしまうと後から編集するのがかなり大変です。
はじめから音声と動画を別にすることで後から簡単に修正することが出来ますし、音質もキレイになります。
後々の事を考えると音声と動画は別々にする事をオススメします。
2. 手軽さならコレ!弾き語りをスマホアプリで録音する方法
動画のクオリティーを求めるなら、パソコンで録音を行い別に動画撮影をして頂き、編集で音と動画を合わせる方法がオススメです。
ただ、手軽さを求めるのであればiPhoneなどで録画をして、その動画をアプリで編集してスマホだけで録音や録画を完結させる方法がオススメです。
動画の録音や録画にはこちらのアプリが使いやすいです。
・『Impact by Focusrite』
https://apps.apple.com/jp/app/impact-by-focusrite/id906699552
また動画の色合いや背景を変更させる場合はimovieが手軽でオススメです。
・『imovie』
https://www.apple.com/jp/imovie/
3. 弾き語りを上手に録音するための1つのコツ
弾き語りの出来を左右するのは、決して高級な録音機材や高解像度のカメラではありません。
実はちょっと意外な部分を気をつけるだけで音が生まれ変わります。
その意外な部分というのは『マイクの位置』です。
実はマイクの位置によって録音した音の出来がかなり変化します。
適切なマイクの位置というのは、あなたの撮影環境や声の大きさによってかなり変わってくるので、「この距離が良い!」と断言することは出来ません。
何回かマイクの位置や向きを変更することによって、あなたに最適なマイクの位置が徐々に見えてくると思います。
高級な機材を揃えればキレイな音が録音出来ると思ってしまいがちですが、意外とマイクの位置を意識するだけで音質は生まれ変わったように改善されます。
是非、一度試してみて下さい。
4. 録音した弾き語りの編集や配信方法も紹介!
動画編集に大切なことは『完璧を求めないこと』です。
編集にこだわると何時間あっても足りません。
自分でおおよその時間を決めておき、その時間内で終わらせるように意識するようにしましょう。
また、動画編集といってもやるべき事はそんなに多くありません。
・パートごとの音量調節
・エコーを少しかける
この2つをやるだけでも十分に動画になります。
作成が完了した動画はInstagramに投稿したりYouTubeにアップロードしましょう。
YouTubeにアップロードする場合は、右上にあるアップロードボタンを押し手順に従って進めていけばOKです。
こちらの動画に詳しく解説されているので確認してみて下さい。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか?
弾き語りを録音し動画として投稿するには、いくつかの機材が必要です。
高価な物を取り揃えなくても、工夫次第で品質の高い動画を投稿することが可能です。
特に今回お伝えしたマイクの位置は意識しましょう。
iPhoneなどを使って手軽に録音する方法もありますが、なるべく音声と動画を別々に撮影し後から編集するようにしましょう。
そうすることで雑音が入らず動画としての完成度が上がります。
また、後からミスした部分を編集しやすいです。
誰でも動画投稿が出来る時代なので、まずは試しにやってみる気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか?