『スタンドバイミー』は弾き語り曲として多くの方が練習している曲です。

使われるコードが少なくテンポも一定なので、非常に入門曲として優秀です。

今回はスタンドバイミーを弾き語りで上手く弾くために、使われているコードの紹介などを詳しく解説していきます。

さらに、アレンジを加えるテクニックもいくつかご紹介していくので、今回の記事を参考にして頂きあなた独自のスタンドバイミーを演奏できるようにしていきましょう。

1. スタンドバイミーの弾き語りに必要なコード

スタンド・バイ・ミーという洋楽をご存知ですか?

●Stand By Me Ben E. King

非常に有名な洋楽です。

この曲は単純に名曲として世界中の方が聴いているだけでなく、弾き語りの練習曲としてもギターで演奏されています。

スタンド・バイ・ミーで使われているコードはたったの4つのみです。

つまり、4つのコードさえ覚えてしまえばスタンド・バイ・ミーをギターで弾くことが可能なのです。

そのため、多くの方々がスタンド・バイ・ミーをギター弾き語りの練習曲として初めに取り組んでいるんですね。

スタンド・バイ・ミーで使われているコードは以下の4つです。

『A』『F#m』『D』『E』

この4つのコードを覚えれば、後はリズムに合わせてギターを弾くことで弾き語りが行えます。

各コードの指の配置を確認しながら練習に取り組んでいきましょう。

2. スタンドバイミーを上手に弾き語りするコツ

スタンド・バイ・ミーを上手く弾き語りするには、歌いながらであったとしてもコードを正確に弾く事が大切です。

初心者の場合でよくあるのが、歌うことに意識が向いてしまうと演奏が上手く出来なくなる。という現象です。

まだ練習をして間もない頃は、誰であってもそういう時期があります。

弾き語りの難しさは演奏をしながら歌うという2つの作業を同時に行うことにあります。

まずは演奏だけで完璧に弾けるにしていきましょう。

その次に鼻歌を交えながら演奏を行っていき、問題なければ歌いながら演奏を行っていきましょう。

これをしたら直ぐに弾き語りが上手くという魔法のような方法はありません。

ただ、練習を繰り返すことで誰でも弾き語りを上達させる事が可能です。

まずは演奏のみで練習していきましょう。

3. スタンドバイミーの弾き語りのアレンジ方法

スタンド・バイ・ミーという曲が初心者にオススメ出来る理由は、基礎的なコードのみで弾けるということだけではありません。

スタンド・バイ・ミーはアレンジのしやすい曲としても有名で、ちょっとしたアレンジを加えることでオリジナルティー溢れる曲に進化させる事が出来るのです。

アレンジポイントは以下の3つがあります。

3-1. ストローク

ストロークの種類を変えることで曲に独自性を加えることが出来ます。

例えば、ジョンレノンがカバーしているスタンド・バイ・ミーでは、歯切れの良い『チャッ』という音色が印象的です。

●Stand by Me / John Lennon cover

ストロークだけでもスタンド・バイ・ミーの印象を変えることが可能です。

その他にアレンジを加えられる代表的なパターンとしてはこちらの動画を参考にしてみて下さい。

全部で12パターンありますのであなたの好きな弾き方を取り入れてみて下さい。

●STAND BY ME 12パターンのギター弾き方の紹介

3-2. キーの変更

続いてのアレンジポイントはキーの変更です。

カポを使いキーを変更することでまた違った印象のある曲となります。

キー変更に関してはこちらの動画が参考になります。

●ギター初心者講座!【スタンドバイミー(Stand By Me)】 かっこいいアコギ弾き語りアレンジ方法!

(動画内でオリジナルキーはGだと仰っていますがAの間違いかと思います苦笑)

それぞれのコードについてはこのようになっています。

【キーCで弾き語りをする場合】
・1種類目:カポ無しでコード進行を弾く
|C|C|Am|Am|
|F|G|C|C|

・2種類目:カポを3フレットにつけて演奏
|A|A|F#m|F#m|
|D|E|A|A|

・3種類目:カポを5フレットにつけて演奏
|G|G|Em|Em|
|C|D|G|G|

【キーDで弾き語りをする場合】
・1種類目:カポを2フレットにつけて演奏
|C|C|Am|Am|
|F|G|C|C|

・2種類目:カポを5フレットにつけて演奏
|A|A|F#m|F#m|
|D|E|A|A|

・3種類目:カポを7フレットにつけて演奏
|G|G|Em|Em|
|C|D|G|G|

【キーEで弾き語りをする場合】
・1種類目:カポを4フレットにつけて演奏
|C|C|Am|Am|
|F|G|C|C|

・2種類目:カポを7フレットにつけて演奏
|A|A|F#m|F#m|
|D|E|A|A|

【キーFで弾き語りをする場合】
・1種類目:カポを5フレットにつけて演奏
|C|C|Am|Am|
|F|G|C|C|

【キーGで弾き語りをする場合】
・1種類目:カポ無しで演奏
|G|G|Em|Em|
|C|D|G|G|

・2種類目:カポを7フレットにつけて演奏
|C|C|Am|Am|
|F|G|C|C|

【キーAで弾き語りする場合】
・1種類目:カポ無しで演奏
|A|A|F#m|F#m|
|D|E|A|A|

・2種類目:カポを2フレットにつけて演奏
|G|G|Em|Em|
|C|D|G|G|

【キーBで弾き語りする場合】
・1種類目:カポを2フレットにつけて演奏
|A|A|F#m|F#m|
|D|E|A|A|

・2種類目:カポを4フレットにつけて演奏
|G|G|Em|Em|
|C|D|G|G|

3-3. アルペジオ

アルペジオというのはストロークのように全ての弦をジャカジャカと弾いていくのではなく、一つ一つの弦をバラバラで弾く演奏方法の事を言います。

ストロークではなくアルペジオを加えることで、また違った印象の弾き語りとなります。

アルペジオを加えたスタンドバイミーは、こちらの動画を参考にしてみて下さい。

●STAND BY ME (take2) アルペジオ

4. スタンドバイミーの弾き語り練習方法まとめ

いかがでしたでしょうか?

スタンド・バイ・ミーの弾き語りは多くの方が入門曲として練習しています。

コードも4つのみで弾けますしテンポも一定なので非常に弾きやすい1曲です。

また、アレンジも加えやすくストロークを変化させたりキーを変更したり、アルペジオを加えることで違った雰囲気のスタンド・バイ・ミーを 弾けるようになります。

初めは原曲通りに弾いていくようにし、慣れてきたらオリジナルティーを加えて自分だけのスタンド・バイ・ミーを弾けるようにしていきましょう。

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