ピアノの弾き語りに最適な楽譜は一体どれなのか?

弾き語りをする練習する際に楽譜を用意しようと書店に向かうかと思います。

書店には様々な種類の楽譜が並んでいて、どの楽譜を購入すれば良いのか迷うことも多いと思います。

今回は複数ある楽譜の中から弾き語り初心者の方が選ぶべき楽譜の種類について詳しく解説していきたいと思います。

実は弾き語り用の楽譜は初心者には不向きなのです。

その気になる理由とおすすめの練習法をお伝えします。

さらに楽譜を購入しなくても練習する事が出来る方法も公開していきます!

「ピアノの弾き語りをこれから上達させていきたい!」という場合は、今回の記事を参考にして頂ければと思います。

1. ピアノの楽譜、弾き語りとソロの違いについて

ピアノの楽譜を探していると一つ疑問を感じることがあります。

それは、「楽譜の種類が分かれていて、どれを購入すれば良いのかがいまいち良くわからない。」ということです。

そんな疑問を解消するために『弾き語り楽譜』と『ソロ楽譜』2つの楽譜の違いについて詳しく解説していきます。

【弾き語り楽譜】
歌うことをメインに構成されていて、歌に合わせて伴奏するように楽譜が作られています。

【ソロ楽譜】
ピアノで弾くことをメインに構成された楽譜です。

弾き語りはあくまで歌う事がメインとなります。

そのためソロ楽譜のようにメロディーだけの楽譜とは少し構成が変わってくるのです。

2.ピアノの弾き語り楽譜の選び方

先程お伝えしたように、楽譜には大きく分けると『弾き語り楽譜』と『ソロ楽譜』の2つの種類が存在します。

「弾き語りをしたいから弾き語り用の楽譜を購入しよう!」と思いがちですがちょっと待ってください。

確かに弾き語りをするのであれば、弾き語り用の楽譜を手にするべきです。

ただし、ピアノ経験者である場合に限ります。

楽譜は大きく分けると弾き語り用とソロ楽譜に分かれますが、細かく分類すると
・メロディ譜
・弾き語り譜
・コード譜
・ピアノソロ譜
の4つに分類されます。

それぞれの違いは以下の通りです。

【メロディ譜】
メロディーが音符で書いてあり、その上にコードが書いてある楽譜のこと。

【弾き語り譜】
弾き語り用に構成された楽譜

【コード譜】
歌詞カードの歌詞の上にコードが書かれている楽譜のこと。

【ピアノソロ譜】
ピアノだけをソロで弾くため用に構成された楽譜。

弾き語りを始めようとする場合、大抵は弾き語り譜を選びがちです。

ところが弾き語り譜には『ある』欠点があります。

それは、『初心者には難しい』ということです。

弾き語りの楽譜を書いている方は大抵はピアノ上級者の方です。

そのため初心者が楽譜を見て弾き語りをしようとしても難しいと感じてしまいがちです。

難しいと感じてしまうため挫折してしまうという現象が起きやすく、ここに大きな落とし穴があります。

ピアノがある程度弾ける場合は、弾き語りの楽譜を見ても問題なく練習することが出来ますが、初心者の方はいきなり弾き語り楽譜を読むことはおすすめしません。

「それではどの楽譜を選べばいいの?」と言いますと、メロディー譜やコード譜がおすすめです。

弾き語りの場合はメインはあくまで『歌声』です。

メロディーは歌声を際立たせるための役目しかありません。

そのため楽譜のとおりに弾けることよりも、コードで弾けるように練習した方が弾き語りを上達させる近道となります。

あなたがピアノ経験者なのか初心者なのか分かりませんが、自分の現状に合わせて弾き語り楽譜なのかメロディー譜やコード譜なのか 選択するようにしましょう。

3. ピアノの弾き語り、楽譜がなくても練習できる方法

ピアノの弾き語りの場合は演奏ではなく歌声が主役です。

そのため楽譜通りしっかりと演奏するよりも、コードが弾ければ弾き語りは行なえます。

そのためメロディー譜やコード譜を手元に用意し、まずは弾きたい曲のコードを覚えるようにしましょう。

コードを覚えたらそこに歌声を乗せて徐々に弾き語りにしていきましょう。

コードさえ分かってしまえば弾き語りに楽譜は要らないので、サイトでコードを調べて練習していくのも良いと思います。

4. ピアノのコードを調べられるサイト

ピアノのコードを調べられるサイトはこちらがオススメです。

●Tune Gate(チューンゲート)
http://gakufu.tunegate.me/

サイト内には48,478曲もの楽曲が登録されているので弾きたい曲がきっと見つかります。

弾きたい曲をサイト内で検索し、ピアノコードを表示というボタンをクリックするとピアノコードが表示されます。

さらに、コードの部分をクリックすると、右側にコードの押さえ方がイラスト付きで表示されるので非常に分かりやすいです。

ピアノを始めたての段階ではコードの押さえ方も曖昧だと思うので、イラストを見ながら練習していきましょう。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?

ピアノの弾き語りを練習する時に迷うのが「どの楽譜にしようか?」という部分です。

楽譜は種類が複数あり、どれを選べば良いのかがいまいち分かりにくいです。

弾き語りを覚えたい場合、弾き語り用の楽譜を購入する場合が多いです。

ただ、弾き語り用の楽譜はピアノ上級者が書いていることもあり、初心者にとっては難しく感じてしまいます。

弾き語りというのはあくまで歌声がメインであって、演奏は歌声を引き立てる存在です。

なので、楽譜通りに演奏しなくても、コードが合っていれば問題ありません。

ある程度、ピアノの経験がある場合は弾き語り用の楽譜でも問題ないですが、ピアノ初心者という場合であれば弾き語り用ではなく、コード譜やメロディ譜など難易度が低い楽譜で十分です。

コードさえ覚えてしまえば弾き語りは行うことが出来るので、はじめの段階は弾き語り用の楽譜は用意しなくても問題ありません。

逆に弾き語り用の楽譜を用意し練習しようとしても難しいと感じてしまい挫折の原因となります。

練習を止めてしまっては永遠に上達する事は出来ないので、まずは練習を継続することが大切です。

そのためには弾き語り用の楽譜ではなく、コード譜やメロディ譜から取り掛かる方法がオススメです。

コードを知りたい場合はコード譜を購入するのも良いですが、サイト検索をすれば無料で簡単に知ることも出来ます。

今回お伝えしたサイト

●Tune Gate
http://gakufu.tunegate.me/

は曲のコードを無料で検索することができます。

ぜひこのサイトを活用しながら練習をする事で楽譜を購入する代金を節約しつつたくさん練習をこなして活用してみて下さい。

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