ギターの弾き語りに欠かせないストロークを徹底解説!
ストロークの基本動作や初めに覚えておきたい2つのリズムをご紹介!
さらにストロークだけでなく、弾き語りの演奏レベルをグッと伸ばすことが可能な演奏テクニックも公開していきます。
「ストロークを上達させたい!」と思っているのであれば、今回の記事に紹介されている『ある』コツを参考にしていただき、ストロークのレベルを上げていきましょう。
1. ギターの弾き語りのストローク練習方法
1-1. ストロークの基本動作
ストロークにはいくつかの基本動作があります。
その中でもダウンストロークとアップストローク、シャッフルについて詳しく解説していきます。
1-2. ダウンストロークとアップストローク
まずはダウンストロークとアップストロークについてです。
この2つはストロークの動作の基本中の基本です。
ダウンストロークやアップストロークなどとオシャレなネーミングが付いていますが、要するに腕の振りの動作をネーミングしただけです。
ダウンストロークというのは上から下に腕を振る動作で、アップストロークは下から上に腕を振る動作です。
ただそれだけのことです。
なので聞き慣れない言葉かもしれませんが何も難しく考える必要はありません。
1-3. シャッフル
続いてシャッフルです。
シャッフルも言ってしまえば腕の振りの動作に対してネーミングされたに過ぎません。
シャッフルはシャッフルビートとも呼ばれています。
ギターをやっていてもあまり聞かない言葉です。
シャッフルビートロックやジャズなどノリに重点を置く演奏によく使われるテクニックです。
シャッフルビートは跳ねるようなイメージでストロークする演奏方法です。
こちらの動画でも詳しく解説されているのでチェックしてみて下さい。
●シャッフルストロークを弾いてみよう:初心者のためのギター講座
2. ギター弾き語りのストロークパターンの選び方
ストロークパターンというのはストロークを刻むリズムの事です。
このストロークのリズムは細かく分類するとかなりの数になります。
いきなり全てのリズムを覚えることは非常に大変なことです。
まずは基本的なリズムから覚えていくようにしましょう。
3. ギター弾き語り入門には8ビートと16ビートのストロークパタンを身につけよう!
基本的なリズムの代表は8ビートと16ビートです。
まずはこの2つのリズムを覚えるようにしましょう。
3-1. 8ビートのストローク
8ビートのストロークを一言で表現すると『8分音符のリズムでジャカジャカすること』です。
先程お伝えしたようにストロークというのは単なる腕の振りです。
そこに8ビートというリズムが付いただけなので、8ビートのリズムで腕を振る事が出来れば8ビートストロークと言えます。
「8ビートってどんなリズムですか?」という場合は文章ではなかなか表現が難しいので、こちらの動画を参考にしてみて下さい。
●8ビートストロークの弾き方(初心者のためのギター講座
3-2. 16ビートのストローク
続いては16ビートのストロークです。
こちらも考え方は8ビートストロークと同じです。
16ビートのストロークというのは、8ビートで刻んでいたリズムを16ビートのリズムに変化させたものです。
こちらも文章だけではリズムが伝わりにくいので以下の動画を参考にしてみて下さい。
●16ビートストロークを弾こう:初心者のためのギター講座
3-3. その他のストロークパターン
その他にもストロークパターンには4ビートのストロークや4ビートと8ビートを混ぜたモノや8ビートと16ビートを混ぜたモノなど、様々な種類が存在します。
4. ギター弾き語りのストロークが上達するコツ
ストロークを上達させるコツとしては『角度』と『力加減』を意識することです。
ストロークはパッと見るとジャカジャカとただ単に腕を振っているだけのように見えますが、角度や力加減など意識するべきポイントが何点が存在します。
まずは角度です。
ピックが弦に触れる際に角度が弦に対して水平だと音はキレイに響きます。
逆に角度をつけすぎてしまうと音はキレイに響かずピックの端が擦れてしまいます。
また、力加減も大切です。
実はストロークが苦手な方は、力を込めすぎている事が多いです。
リラックスさせ適度な力加減でストロークを行うことだけでも見違えるほどの変化が起こり得ます。
5. ギターの弾き語りが上達する練習方法を再確認
ストロークはギターを上達させる為には欠かせない要素です。
ですがストローク以外にも上達に欠かせない要素がいくつかあります。
もうご存知かもしれませんが大切な事なので再度お伝えします。
5-1. コードを覚える
なんと言ってもまずはコードを覚えることが大切です。
基本コードを覚えることで弾き語りの基礎が出来上がります。
まずは基本コードである『C』『D』『Dm』『E』『Em』『G』『A』『Am』の8つを覚えましょう。
5-2. ストロークパターンを増やす
コードを覚えたらストロークのパターンを増やしていきましょう。
初めは8ビートや16ビートを覚え、その後は4ビートのパターンや8ビートと16ビートを組み合わせたストロークのパターンなど、どんどん演奏出来るパターンを増やしていきましょう。
ストロークのパターンはこちらのサイトを参考にしてみて下さい。
●12個のストロークパターン
https://muuu.jp/beginner/stroke-list/stroke5/
5-3. アルペジオをマスターする
最後はアルペジオをマスターしましょう。
アルペジオというのは簡単に言うと、『弦を一本ずつ鳴らす手法』です。
ストロークがジャガジャガと全ての弦をまとめ鳴らしたのに対して、アルペジオは一本ずつバラバラで弾いていくイメージです。
アルペジオを覚えることで演奏の表現力がグッと高まりますので、是非マスターしていきましょう。
6. まとめ
いかがでしたでしょうか?
ギターの弾き語りにはストロークを習得することは必須事項と言えます。
ストロークは種類が多いので初めは8ビートと16ビートで覚えるようにしていきましょう。
その後、徐々にパターンを増やし演奏の表現力を付けていくことで、弾き語りのレベルをグッと上げる事が出来ます。
またストロークだけでなく、アルペジオも使えるようになると演奏に深みが出るので、そちらもマスターしていきましょう。