初心者が簡単にピアノ弾き語りをするための3つのステップをお伝えします。
このステップを順番通りに進むことでスムーズに弾き語りを上達させることが可能です。
さらに、ピアノ弾き語りで入門曲として最適な5つのオススメ曲も紹介します。
この入門曲と3ステップ練習法を組み合わせて簡単に弾き語りが行う事が可能です。
弾き語りが出来るようになりたい!という場合は今回の内容を参考にして頂き早速練習してみて下さい。
1. ピアノ弾き語りと伴奏の違い
ピアノ弾き語りと伴奏の違いは演奏方法にあります。
伴奏の場合ですといかに楽譜通りに演奏するかが1つのポイントになるかと思います。
ただ、弾き語りの場合は楽譜通りに演奏しなくても構いません。
なぜなら弾き語りの場合は歌声がメロディーとなるのでコードさえ正しく演奏出来れば全く問題ないからです。
そのため弾き語りを行う際は歌声であるメロディーとコードを弾くことが出来れば初心者であっても弾き語りを簡単に行うことが可能です。
2.弾き語り初心者が選曲する際チェックすべきポイント
弾き語りの演奏というのはピアノの演奏だけでなく歌う事も同時に行う必要があります。
歌いながら伴奏をするというのは慣れないうちは難しく感じると思います。
そのため選曲する際にはなるべく簡単なコードのみで弾き語りが行える曲がオススメです。
基本的なコードのみであればそこまでピアノ演奏に集中しなくてもミスなく演奏しやすいと思います。
ピアノ演奏が簡単であれば弾きながら歌うという事もやりやすくなります。
また、なるべくリズムが一定の曲も弾き語り初心者にオススメです。
一定のリズムであれば演奏に気を取られないので歌うことに集中する事が出来ます。
弾き語りはあくまでメインは歌声です。
キレイな歌声を届けるためにもなるべく演奏しやすい曲がオススメです。
3.初心者が簡単で始めやすいおすすめの曲5選
●おすすめ曲その1:少年時代 井上 陽水
少年時代は原曲でピアノを使っているので演奏のイメージがつかみやすいと思います。
オススメ理由としては左手の動きが一定で動きがないので弾き語りがやりやすいからです。
ゆっくりとしたテンポなので焦ることなく演奏可能です。
●おすすめ曲その2:となりのトトロ 『となりのトトロ』
子供から大人まで多くの方が知っているジブリソングです。
和音で左手の音を弾くため指を入れ替える必要もないので演奏しやすいと言えます。
●おすすめ曲その3:いつも何度でも 『千と千尋の神隠し』
3/4拍子なのでリズムを取ることに慣れる必要があるかと思いますが慣れてしまえば非常に演奏しやすい1曲です。
難しいコードも使われていませんので初心者の練習曲としてオススメです。
●おすすめ曲その4:世界に一つだけの花 SMAP
SMAPの代表ソングとして多くの方が知っている名曲です。
左手の動きがシンプルなので弾き語りがやりやすい1曲です。
後はリズムに慣れることで歌いながらでも演奏が出来るかと思います。
●おすすめ曲その5:Happy Birthday To You
3つのコードのみで演奏が出来るため弾き語り曲としては非常に歌いやすい1曲です。
世界的に有名な1曲なので聴き手も弾き語りを聴きながら口ずさむなど良い雰囲気で演奏することが出来ます。
4. 初心者でも弾き語りができるようになる練習法
弾き語りの難しさは歌いながら演奏することです。
ピアノ演奏だけであればそこまで難易度は高くありませんが、弾き語りとなると急激に難易度が高まります。
初心者の方が弾き語りをするためには大きく分けて3つのステップを踏み練習することをオススメします。
ステップ1:ピアノ演奏に集中する
初心者の方がいきなり弾き語りをしようとしても途中で挫折する可能性が高いです。
練習は継続していくことで徐々に上達する事が出来ます。
途中で挫折してしまうと弾き語りの練習そのものを放棄してしまう可能性があります。
そういった事のないように初めはピアノ演奏のみに集中し、コードが正しく弾けるか確認するようにしましょう。
物足りなく感じるかもしれませんが弾き語りを覚えるためには非常に大切なステップですので、まずコード通りに演奏していきましょう。
ステップ2:鼻歌で弾き語りをする
ステップ1のピアノ演奏がある程度出来るようになった場合ステップ2に進みましょう。
ステップ2では鼻歌で弾き語りをしていきます。
「なぜ鼻歌なのですか?」と言いますと、歌うことに集中しなくてもいいからです。
弾き語りの難しさは歌うことと演奏の両方を同時に行う必要がある点です。
歌うことに集中してしまうとピアノ演奏がうまく出来ません。
かと言ってピアノ演奏に集中すれば上手く歌うことが難しくなります。
歌うことと演奏することの2つの動作をバランスよく行う事が、弾き語りをするために非常に大切な技術となります。
鼻歌で弾き語りをすることで歌うことに集中しすぎない状態で、ピアノ演奏を行うことが出来ます。
まずは鼻歌を歌いながらピアノを演奏するという状態でも問題なく弾けるようにしましょう。
ステップ3:歌声で弾き語りをする
鼻歌を歌いながら弾き語りが出来れば、いよいよ本格的に歌声を加えていき弾き語りをスタートしましょう。
多くの方はいきなりこのステップから弾き語り練習を行おうとしてしまうため挫折するケースが非常に多いです。
ステップ1〜3を順番に踏むことでスムーズに弾き語りを覚えることが出来ます。
弾き語り初心者なのであればまずはこの3つの基本ステップを守り練習を行っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ピアノ弾き語り曲として初心者にオススメする5つの入門曲をお伝えしました。
初めはお伝えした5つの曲で練習を行っていきましょう。
弾き語りは伴奏とは違い歌うことを同時にしなくてはいけません。
これが簡単なようで意外と難しく多くの方が挫折してしまう部分です。
弾き語りをこれから覚えようとする場合はまずはお伝えした3ステップ通りに伴奏→鼻歌→弾き語りの順番で徐々にステップアップしていきましょう。
いきなり弾き語りをしてもうまく演奏する事が出来ないので、手順を一つ一つ守りつつ弾き語りを覚えていきましょう。