みなさんの中には、「歌がうまくなりたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。
歌がうまいということは、自分の特技が1つ増えたことにもなりますし、カラオケなど人前で歌を披露しなければいけない場面で、臆することなく歌うことができます。
あまり自信がないと、友達とカラオケに行くことさえ控えてしまうこともあります。
そこで、何とかして自分だけで歌がうまくなりたいと思っている人は多いです。
歌がうまくなるための練習方法を考えてみると、「カラオケに通う」や「ボイストレーニング・ボーカルトレーニングに通う」などの練習方法が思いつきます。
しかし、これらの練習方法は、どれもそれなりにお金がかかってしまいます。
カラオケなどは、1回あたりの料金は安いですが、頻繁に通うと予想以上の費用がかかったりします。
そこで思いつくのは、「自宅で歌の練習ができないか」ということです。
自宅で歌の練習をすることができれば、まさに「自分の好きなタイミング」で歌の練習を行うことができるようになりますし、カラオケなどに通うのと比べて頻繁に練習を行うことができます。
また、もちろん歌の練習のために費用が発生することはないので、何も気兼ねすることなく行うことができます。
しかし、自宅で歌の練習をする場合、1つだけ大きな問題があります。
1つではありますが、とても大きな問題です。
それが「防音」です。
一軒家であればまだしも、マンションやアパートに住んでいる方は、例えば昼間に練習をしても音が外や隣の部屋に漏れてしまう可能性が高いです。
それが原因で、隣人トラブルなどに発展する可能性さえあります。
一軒家に住んでいたとしても、時間帯等によっては音が漏れてしまう可能性もありますし、自宅で歌の練習をする際の防音設備というのは大きな問題です。
自宅が防音化されていれば良いですが、一般的な家庭で防音設備を備えた自宅というのはなかなかないでしょう。
そこで検討していただきたいのが、自宅で利用することができる「防音グッズ」です。
今は、自宅でも歌の練習や音楽ができるように、さまざまな防音グッズが販売されています。
それらをうまく組み合わせることで、マンションでも安心して歌の練習をすることができます。
初期投資としてある程度お金はかかってしまいますが、一度そろえてしまえばその後は半永久的に利用できるものが多いですので、長期的に見ればカラオケなどよりお得でしょう。
それでは紹介していきます。
1. 自宅で歌の練習をする時に使える防音グッズ
まずは、自宅で歌の練習をする際におすすめの防音グッズをいくつか紹介してきます。
ここで紹介するものは、すべてインターネット通販などで買うことができますので、気になる物があったらぜひ確認してみてください。
1-1.防音シート
最初におすすめする防音グッズは、「防音シート」です。
防音シートは、主に「壁」からくる騒音などを防ぐことができるアイテムです。
そのため、アパートやマンションなどに住んでいて、「この部屋どうも壁が薄いなあ」と思っている方に特におすすめしたい防音グッズです。
値段も1000円台から売っており、気軽に購入することができる点もおすすめのポイントです。
また、防音シートと聞くと地味なものをイメージするかもしれませんが、おしゃれなデザインのものも販売されており、自室を彩ってくれるのもうれしい点ですね。
また、防音シートを設置することで、寒さ対策にもなるので、特に冬場寒いときに利用してみると、その効果が倍増します。
防音シートは、インターネット通販だけでなく、ホームセンターなどでも販売されています。
1-2.防音マット
次におすすめする防音グッズは、「防音マット」です。
自宅で歌を練習する際に音漏れの原因となるのは、「壁」だと考えている方が多いですが、実は「床」から音が伝わってしまうこともあります。
そのため、床も防音対策をすることで、さらに音漏れがしない練習部屋をつくることができます。
そのためにおすすめなのが「防音マット」です。
防音マットは、設置することで音や振動を吸収することができ、下の階の人などに迷惑をかけることなく練習することができるアイテムです。
見た目は普通のマットで、モノクロの物も多いので、シンプルな自室にしたいという人にはうってつけのアイテムでしょう。
特に1階以外の部屋に住んでいる方に必要な防音グッズです。
2. 自宅で歌の練習をする時に使えるおすすめ防音アイデア
上記では、普段はあまり利用しないようなアイテムを使用することによって自室を防音化する方法を紹介しました。
しかし、いきなり防音グッズを購入するのはためらってしまうという人もいることでしょう。
そこで次は、自宅にあるものやちょっと配置を替えるだけで防音対策になってしまう防音方法をいくつか紹介していきます。
2-1.カーテンで防音する方法
最初に使える防音方法は、「カーテン」です。
カーテンというと、外から自室が見えないために利用したり、寒さ対策などで利用することが一般的ですが、実は設置することで防音対策にもなることを知っていましたか?
もちろん、カーテンを設置するだけで完璧に音が漏れないようになるわけではないのですが、ある程度音を阻んでくれます。
そのカギは、カーテンの形状にあります。
一般的にカーテンは、波打っている形状のものが多いかと思いますが、その形状が音を吸収してくれています。
厚手のカーテンであればあるほど、吸音効果は高くなります。
また、最近は波を打っていないストレートな形状のカーテンも増えていますが、それだと吸音効果が半減してしまいます。
カーテンを付け替えることで、部屋のイメージも大きく変わりますので、防音対策をすると同時に、部屋の模様替えも行いたいという人は、カーテンを新しくしてみてはいかがでしょうか。
2-2.本棚で防音する方法
次におすすめする防音グッズは、「本棚」です。
本棚というと、大きなもので壁をふさいでいる場合もあるかと思いますが、大きいサイズになればなるほど防音効果は増すと言われています。
本棚でなくとも、大きめの家具であれば防音効果があると言われています。
つまり、壁の間に何か厚めのも のを挟むことによって、音を吸収してくれるため、防音効果が見込めるということですね。
もし自室の家具が、隣の部屋側ではないところに設置されているのであれば、隣の部屋に隣接している壁に移動してみてはいかがでしょうか。
また、大型の家具を移動させる場合は、地震対策などもしておきたいところです。
3. 歌の練習に最適!消音・防音マイクの作り方!
自宅での練習とはいえ、より本格的に歌の練習をするのであれば、「マイク」を使用したいと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、マイクを普通に利用してしまうと、ちょっとした防音対策など無意味になるほどの音が出ます。
そこでここでは、防音マイクの作り方を紹介します。
そもそも防音マイクとは、その名の通り、音が外に漏れづらいマイクであり、インターネット通販などで売られています。
しかし、10000円弱するものもあり、非常に高価です。
そこで利用していただきたいのが、「100円均一グッズ」です。
100円均一に売られている、「フローリングマット」「スポンジマット」「メガホン」を用意してください。
作り方のイメージとしては、メガホンの内部ににフローリングマットを重ねてつけていく感じです。
その際、フローリングマットは扇形にカットしてください。
フローリングマットだけでは防音効果が弱いので、最後にスポンジマットで覆います。
そうすることで防音効果が抜群に上がります。
見た目はあまり良くないかもしれませんが、思いきり声を出すことができる防音マイクがこれで完成します。
ぜひ試してみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか。
自宅で歌の練習する際は、防音対策が必須になります。
ぜひ上記の方法を実践して、より一層練習に励んでください。