みなさんの中にも、将来「音楽」で生きていきたいと思っている人も多いのではないでしょうか。

そこまではいかなくとも、音楽活動をしてみたいと思っている人が多いかと思います。

それくらい、音楽は多くの方に愛され、日常生活になくてはならないものの1つとなっています。

大きなドームやホールなどで演奏したり歌ったりすることは、なかなかできませんが、今すぐにできる音楽活動にはいくつかの種類があります。

例えば、学生であれば学際などでバンド演奏をするという人も多いでしょう。

学生ではないみなさんが、今すぐ行うことができる音楽活動と言えば、「路上ライブ」です。

せっかく音楽活動をするのであれば、誰かに聞いてもらいたいと思うのが通常でしょう。

路上ライブであれば、不特定多数の人に聞いてもらうことができます。

その分、実力も必要にはなりますが。

夜の街、特に駅前などに足を運んでみると、路上ライブを毎日のように行っています。

それを真剣に聞いている人も見かけることができます。

路上ライブを行っている人の中には、プロになりたいと思って活動している人もいれば、自分の趣味として行っている人もいます。

実際に路上ライブからデビューし、有名になった歌手の方も多くいます。

路上ライブのメリットは、何よりもお金をかけることなく、多くの人と出会い自分の歌を届けられるという点ではないでしょうか。

そこから交友関係が広がり、イベントに呼んでもらったり、ライブに呼んでもらったりと、いろいろな人と出会うことができます。

路上ライブを見ていて、そのグループごとにさまざまな特徴があるのですが、中でも顕著に分かれるのが、「ベースアンプ」を利用しているかどうか、という点です。

ベースアンプとは、その名の通り「ベース」用の「アンプ」ということなのですが、利用していないグループも見かけます。

そこで今回は、路上ライブにおけるベースアンプの重要性を紹介します。

1.そもそもアンプってなに?

そもそも、「アンプって何?」と思っている人もいるかと思います。

まずはアンプ全般の話をしていきましょう。

アンプという言葉は日本語ではありません。

元々は、「amplifire(アンプリファイア)」という言葉で、これが略されて「アンプ」となっています。

この「amplifire」という単語には、「増幅」という意味があります。

すなわちアンプの役割は、さまざまな音を「増幅」させることにあるのです。

増幅というのは、つまり音を大きくするということだと考えてください。

また、音を大きくするだけではなく、音質をきれいに調整したり、相手が聞きやすいものに整えるといった役割も果たしてくれています。

私たちがきれいだと思って聞いている音は、アンプの活躍があってこその音なのです。

バンドを組む上では、欠かすことができないアイテムでしょう。

今回はベースアンプについて紹介しますが、アンプは何もベース用のものばかりではありません。

「ギターアンプ」「AVアンプ」「オーディオアンプ」など、さまざまなアンプがあり、ライブ会場などではそれぞれが使い分けられています。

2.路上ライブで発揮されるベースアンプの効果とは?

さて、ここからは路上ライブにおけるベースアンプの必要性について紹介していきます。

なお、ベースアンプを必要とするのは、もちろんバンドの方の場合ですので、シンガーソングライターなどを目指している場合は、ギターアンプなどを検討してみてください。

まず結論から述べてしまうと、路上ライブであってもベースアンプは必ず必要です。

そのため、路上ライブを行うのであればベースアンプを用意してください。

なぜ必要なのかを説明していきます。

2-1.騒音にかき消されない

まずは、路上ライブ特有の「騒音」です。

路上は、そもそもライブを行うためにあるのではありません。

人々が普通に生活しているところでライブを行っているのです。

特に駅前などであれば、人の量も多いですし、電車が通る音、車が通る音などもひっきりなしに聞こえてくるでしょう。

そのような場所でアンプを使わずにライブを行った場合、どうなると思いますか?

ほとんどの場合、オリジナルの音が周りの騒音に負けてしまい、人々に届かない結果になってしまうでしょう。

いくらすばらしい音楽を演奏していても、聞こえなければ誰も足を止めてくれません。

まずは人々のもとに、自分たちの音楽を届けるという意味でアンプの必要性はかなり高いです。

2-2.音がきれいになる

次にベースアンプを必要とする理由は、もちろん「音のきれいさ」です。

路上ライブを行う場合、周りの音に負けないようにするというのは多くの人が行っていることです。

しかし、アンプを利用することなく大きな音を出そうとするとどうなると思いますか?

例えば、マイクで大きな声を張り上げれば音が割れてしまいますし、ベースで無理に弾こうとすれば、普段の演奏ができなくなってしまう可能性もあります。

せっかく演奏するのであれば、なるべくきれいな音を安定してお客さんに聞いてもらいたいところですよね。

そこで利用していただきたいのがベースアンプです。

先ほど、アンプの効果として音の調子を整えるというものを紹介しました。

その効果のおかげで、しっかりと設定だけしておけば、少なくとも不快な音をお客さんに聞かせる心配はありません。

安心して路上ライブを行うという意味でもベースアンプは必要不可欠なのです。

3.路上ライブ向けにおすすめのベースアンプ

さて、ここからは実際に路上ライブでおすすめのベースアンプについて紹介していきます。

アンプにはさまざまな種類がありますので、その種類の内容から説明していきます。

3-1.電池駆動式ペースアンプ

まずは電池駆動のアンプについてです。

電池駆動のアンプとは、その名の通り電池で動かすことができるアンプのことです。

電池を利用することで動きますので、利用しやすいというのが大きなメリットです。

コンビニにでも電池は売っていますからね。

ただし、やはりワット数が低いため、思うような音を安定して出すにはあまり向いていないという弱点もあります。

手軽に利用できる分、その辺りの弱点には目をつぶる必要があるでしょう。

電池駆動のベースアンプとしておすすめするのは、「Roland BA-330」です。

価格は70000円ほどと、アンプの中では比較的安価な方に含まれます。

他にも電池などが必要になるので、一緒にそろえましょう。

3-2.バッテリー駆動式ベースアンプ

次の種類は、バッテリー駆動のアンプです。

バッテリー駆動の場合は、別売りのバッテリーを取り付け、そこから電源供給することでアンプとしての役割を果たしてくれるものになります。

電池駆動のアンプと比べて、音が安定することなどが魅力かと思います。

ただし、今はあまり生産されておらず、バッテリー駆動のアンプを選ぶとしたら選択肢が限られてしまうでしょう。

今でも購入することができるものとしては、「PHIL JONES BASS BRIEFCASE」がおすすめです。

値段は10万円前後と、電池駆動のものよりは高価ですが、その分安定性を確保することができます。

また、裏技的な方法ではありますが、多くの人が実践している方法として、電源で動くベースアンプを外付けのバッテリーを利用して動かすこともできます。

この場合は、価格を安く抑えながら音を安定させることができるので、費用対効果がもっとも高いかと思います。

悩んだ場合は、こちらの方法を選択してみてはいかがでしょうか。

まとめ

路上ライブをより快適に、より多くの人に聞いてもらえるものにするためには、「ベースアンプ」は必須のアイテムです。

だからこそ、自分たちの演奏に合ったものを選び、多少の出費は覚悟して、今後の音楽活動に役立ててください。

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