歌がうまくなるためには何が必要だと思いますか?

才能やセンスと考える方もいるかもしれませんね。

しかし、歌がうまくなるために何よりも重要なことは、「練習」です。

例えば、元々あまり歌がうまくない人がいたとします。

しかし、歌は練習をすればするほど上手になります。

音痴も直すことができます。

もちろん正しい練習を、正しい量、懸命に行う必要がありますが、誰でも上手に歌を歌うことはできるのです。

逆に、元々ある程度上手に歌を歌える人がいたとします。

しかし、例えば持っているポテンシャルが高いものであったとしても、それを生かす術、上手に歌うための方法を知らなければ、人に聴いてもらうような歌を歌うことはできません。

どれだけ元から歌がうまかったとしても、練習をすることは重要なのです。

しかし、いくら歌うことが好きであったとしても、やみくもに練習をし続けるというのは非常に大変です。

自分が上達しているのかどうかも分からないですし、気持ちが続かないでしょう。

そのため、練習とは言えなるべく効率的に行いたいと思うのが普通です。

それでは、効率よく歌の練習をするためにはどのような方法を取れば良いのでしょうか。

これは人それぞれ意見があるでしょう。

それだけ歌がうまくなりたいのであれば、「ボイストレーニングやボーカルトレーニング」に通うというのも一つの手段かもしれません。

しかし、それらに通うためには、ある程度の資金を必要とします。

特に若い方がその負担をするのはためらうのが通常ではないでしょうか。

そこで今回は、別の方法を提案したいと思います。

それは「録音」です。

歌は、自分の歌声を録音しながら練習することによってよりうまくなると言われています。

そこでここでは、歌を録音しながら練習することのメリットや、おすすめの録音方法を紹介していきます。

1. 歌がうまくなりたければ、録音して練習をしよう!

前述したように、歌がうまくなりたいのであれば、録音しながら練習することをおすすめします。

それでは、なぜ録音しながら練習した方が良いのでしょうか。

その理由について説明します。

普段自分が話しているとき、もちろん自分の声も聞こえていますよね?

それでは、その話し声を客観的に聞いたことはありますか?

例えば学校のイベントなどの録画で、自分の声を客観的に聞いて、「え!?こんな声してるの?」と思った経験のある人も多いのではないでしょうか。

全くそのような経験がないという人は、まず自分の話し声を録音してみてください。

実際に録音してみると、普段自分に聞こえている声と、録音されている声、つまり周りの人に聞こえている自分の声とはだいぶ印象が違うということが分かるのではないでしょうか。

もしかしたら、自分が理解しているよりも不快な声なのかもしれないですし、逆に自分が思っているよりも良い声に聞こえていることもあります。

どちらにせよここで重要なのは、自分の歌声を直接聞きながら練習しても意味がないということです。

自分が聞こえている音というのは、周りの人とは異なるわけですから。

しかも、自分に聞こえている声は、自分だけにしか聞こえていません。

1対その他の人なのです。

周りの人からうまいと思われるには、周りの人がどう聞こえているのかということを理解しなければいけません。

それを実践するために、録音という作業を自分の声と耳の間に挟むのです。

そうすることで、自分の歌声を直接耳で聞くのではなく、客観的に周りの人にどう聞こえているのかを感じることができます。

もちろんそこには、録音機器の性能などもかかわってきますが、そこさえしっかりしておけば、自分の歌のどこが欠点でどこが良いところなのか理解することができます。

そうすることで、今後の練習ではどのポイントを重点的に行えば良いかも決まってくるのです。

2. 自分の歌を録音して練習するメリット

さて、ここからは自分の歌を録音して練習することのメリットをいくつか紹介していきます。

メリットを理解しながら練習することで、さらに効率的に歌うことができます。

2-1.音程を直すことができる

一つ目のメリットは、「音程を直すことができる」という点です。

歌がうまいかどうかという話をするとき、必ずといっていいほど「音痴」という言葉を耳にします。

音痴と言うのは、音程のずれを自ら直すことができず、ずれたまま歌い続けてしまうことを指します。

それらを防ぐためには、自分の出している音を客観的に聞く必要があるでしょう。

「音のずれなんて分からない」と思うかもしれませんが、1オクターブずれているという細かいことは分からなくても、原曲と聞き比べることで、自分の声の方が高いのか低いのかくらいはりかいができるようになります。

それを理解し、少しでも原曲の音に合わせようとすることで音痴が直ることもあるのです。

そのために録音という方法は、非常に有効です。

2-2.自分の声を客観的に聞くことができる

二つ目のメリットは、先ほども説明しましたが、「自分で自分の声を客観的に聞くことができる」という点です。

少し難しい説明をすると、自分の声が実際に発している音と異なって聞こえるのは「骨伝導」が原因です。

もっと端的に説明をすれば、自分の声をもっとも間近で聞くことができるのは自分ですよね。

そうすると、自分では十分な声量が出ていると思っていても、客観的に聞くと全然聞こえない、なんてことにもなりかねません。

このようなことは、歌がうまくなくても防ぐことができるものです。

歌の練習を録音して、客観的に声が出ているのかを確認する必要があるでしょう。

2-3.復習できる

最後のメリットは、「復習」に利用することができるという点です。

みなさんが学生時代勉強する際、「予習」と「復習」が重要と言われたことはありませんか?

歌の練習においてもそれは同様です。

そして、歌の予習・復習というのは、何も実際に声を発して歌うことだけではありません。

自分の過去の歌声を聞いて、どこが良くてどこが悪い点なのか、過去と比べて現在はどのように変わってきているのかを理解するというのも、立派な練習です。

歌の練習を録音しておけば、実際に声を出して練習できないような電車の中などでも、復習をすることができ、いつでも自分の能力アップに励むことができます。

3. 歌の練習でオススメの録音機器一覧

それでは最後に、どのような機材を使って録音しながら練習したら効率が良いのか紹介していきます。

しかし、みなさんの多くは今スマートフォンを持っているのではないでしょうか。

それでしたら、スマートフォンに元々インストールされている純正のアプリを使っても良いかと思います。

iOSを使っていても、androidを使っていても、声を録音することができるアプリはありますので、まだ録音の効果を信じ切れていないので、いきなり高いものを買うのは躊躇してしまうという人は、まずは無料アプリで録音を始めましょう。

しかし、先ほども説明したように、やはり録音するのであれば「音質」というものが重要になってきます。

音質の良い機材を利用することによって、より素直な自分の声を録音することができるので、効率的に練習することができるからです。

そこでおすすめの録音機器は、「ボイスレコーダー」です。

ICレコーダーとも言うでしょう。

最近は、会社内でのハラスメント現場などを録音するために利用されることが増えてきているボイスレコーダーですが、純粋に「音を録る」ということに関してはすばらしい録音機器です。

「ローランド」など、マイクなどで有名なメーカーがボイスレコーダーを販売していますので、それらを購入すればまず間違いないかと思います。

音質もスマートフォンアプリより圧倒的に良いです。

まとめ

いかがだったでしょうか。

歌は、録音しながら練習することでさらにうまくなることが可能です。

そこでぜひ録音機器を導入してみてください。

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