歌はそのうち放っておいても上手くはなりませんし、1回のボイストレーニング教室へ行っても上手くはなりません。
ですが、ボイストレーニングの本を見ながら自宅で継続的にボイストレーニングを行えば上達間違いなしです!
しかも低コストですよね!
今回はそんなボイストレーニングについて書かれたオススメの本をいくつかご紹介していきたいと思います。
1. ボイストレーニング本の種類
まず、ボイストレーニングには大きく分けると
・歌が上手くなる総合的ボイストレーニング
・発声方法についてのボイストレーニング
の2種類があります。
ご自分に合った練習方法に沿ってボイストレーニング本を購入してくださいね!
1-1. 歌が上手くなる総合的ボイストレーニング
これは、カラオケで上手く歌いたい!歌が上手くなりたい!という人向けにあるボイストレーニング本で、基本的に「歌の表現技術に特化した本」と言えます。
音程のとり方や、リズムのとり方、ビブラートのかけ方など、直接的に歌が上手くなる技術について書かれていることが多いです。
1-2. 発声方法についてのボイストレーニング
これは、歌ではなく「発声」について特化したボイストレーニング方法が書かれています。
「ミックスボイス」「チェストボイス」「ヘッドボイス」など、声の種類を勉強したい方は②の本がオススメです!
また、呼吸法や声の出し方など基本的な事についても書かれています。
2. 自宅のボイストレーニングにオススメの本
それではさっそく2種類の本についてご紹介していきたいと思います!
2-1. 歌が上手くなる総合的ボイストレーニングにおすすめの本
『“歌う力’をグングン引き出す ハリウッド・スタイル 実力派ヴォーカリスト養成術(CD付き)』
リットーミュージック いわゆる教則本とは異なる斬新な方法をつかい、ヴィブラートやミドルボイスを手軽に習得できます。
ステージでの体の動かし方、舞台恐怖症への対処法や、ボーカリストが口にすべき飲食物などのノウハウがたっぷり収録されています!
付録CDには、エクササイズもシンプルで分かりやすくまとめてあります。
『プログラムCD付き ミックスボイストレーニングで必ず歌がうまくなる本』
主婦の友社 こちらは付録のCDに収録されているインストラクターの声を真似て歌うトレーニングだけで自然に歌う筋肉が鍛えられる簡単なものです!
オモテ声とウラ声を完璧に混ぜるミックスボイスに特化したプログラムを声質別に6ステップ収載されています。
ウラ声とオモテ声を使い分けカラオケの点数も格段に上がる1冊です。
『DVDでよくわかる もう一曲聴きたい! と言わせるヴォーカルテクニック』
日東書院本社 この本はテクニック的に「上手い」だけでなく、説得力や表現力のある歌が必ず歌えるようになるトレーニング方法を紹介しています。
付属のDVDには“人の心に響く歌唱法”「上手い」だけではなく「感動した」と言わせる究極のレッスン内容など、確実に習得できる本格レッスンを80分以上収録しています!
2-2. 発声方法についてのボイストレーニングにおすすめの本
『3オクターブは当たり前! 喉に優しい魅惑のハイトーンボイス養成メソッド』
つた書房 こちらはAmazonのヴォーカル部門で1位(2017年現在)となっているこの本は、高い声を今よりどうやって伸ばすのか、高い声を今よりどうやって楽にするのか、について詳しく解説されています。
ボイストレーニングをするにあたって、この本の中の解説やポイントを読みながら、付属の音声CDを活用してみてください!
『1週間で3オクターブの声が出せるようになる本 無理な力を入れずに声域を拡げる驚きのボイス・トレーニング(CD付き)』
リットーミュージック こちらはアメリカ仕込みの「最小限の力で最大限の声を引き出すテクニック」を基にしており、1週間で3オクターブの声が出せるようになるためのトレーニング・ブックとなっています。
正しい発声法が身に付き、無理なく声域を広げられるようになる1冊です。
また、付録CDにはトレーニングのお手本も収録されているのでボーカル・スクールに通ったことのない方も簡単にトレーニングを行うことができますよ!
『1週間で効果実感! 声を出さずに歌が上達する ボイストレーニング34』
ドレミ楽譜出版社 こちらは声を出さずに行う、悩み別トレーニングで発声に使う筋肉を指定日数行って短期上達を目指していくトレーニング本です。
本書は、生活習慣・食生活・悩み別筋力トレーニングの3つのカテゴリーから上達にアプローチして行きます。
3. ボイストレーニングの本を使ってトレーニングする際の重要なこと
ボイストレーニングというのは、スポーツでいえば”準備運動”や”基本動作”にあたるものです。
なのでいきなり歌い始めることは絶対にしてはいけない事です。
ボイストレーニングを始める際もいきなり大きい声や高音を出すのは厳禁です!
ボイストレーニングの本の中には歌う事だけに注目した本や、高音を出すためだけのトレーニング本などが存在します。
これも、発声の準備運動を行ってから本題のトレーニングに入るようにしましょう。
また、ボイストレーナーと行うボイストレーニングでは無いため休憩や加減は自信の判断によります。
やり過ぎたり行き過ぎたボイストレーニングを行うと喉を痛める原因になりかねませんので適度に行いましょう!
1日に何時間、、と練習するのではなく、毎日の積み重ねがとても重要です!
自分では上達したかの判断が難しい場合や、復習したい場合はスマホやボイスレコーダーなどで録音して練習後に聴いてみると良いですよ!
まとめ
いかがでしたか?
ボイストレーニングというのは実は何種類もあり、目的によって練習項目もがらっと変わってくることが分かりましたね。
基礎のボイストレーニングを行えばちゃんとした呼吸法も身につきますし、声の出し方や、滑舌も改善されます。
歌うこと以外にもメリットが沢山ありますよね!
基礎もしっかり学びたい!歌も上手くなりたい!カラオケも上達させたい!そんな方は是非、数種類の本を購入し様々なボイストレーニング方法を試してはいかがでしょうか?