読者のなかには、歌手を目指し歌の練習をしてる方もいるでしょう。
しかし、室内での歌の練習は、声が外部へ漏れて近所迷惑となることも。
場合によっては、ご近所トラブルへ発展することがあります。だからと言って、歌の練習を辞めるのは嫌ですよね?
本記事では、歌の練習で使える場所、自宅で歌の練習をするときの注意点などを紹介します。
1. 歌の練習場所はどこがいいのか?自宅でもできる練習はある?
はじめに、歌の練習場所として使える場所を見てみましょう。
公園や河川敷などの屋外
屋外で歌の練習をしている人は意外といます。
公園や河川敷、駅前などで大きな声で歌っている方も多いです。
屋外の場合は、料金が全くかからないのでいくらでも練習できます。
ただ、雨が降ると使えなくなりますし、場合によっては不審者として警察へ通報されるケースも。
とくに、夜間の練習は近所迷惑にもなる場合もあるので注意してください。
カラオケボックス
カラオケボックスは、防音設備されている場所も多いですし、大きな声を張り上げても文句を言われることはほとんどありません。
しかも、日中であれば4~5時間使っても1000円弱で済むケースも多いです。
店舗によっては、高校生のルーム代を無料にしている場所もあり、数百円で利用できます。
ただ、逆に夜間になるとルーム料金が何倍にも跳ね上がることが多いので、使用時間帯には気を付けていただきたいです。
レンタルスタジオ
レンタルスタジオの利用も良いでしょう。
1時間500円程度で利用できる場所もあります。
また、マイクなどのレンタルを行っている場所もあるので、使いやすいでしょう。
欠点としては、地方だと場所が少ないことです。
レンタルスタジオは東京や大阪など、街中で運営しているケースが多いため、地方へ住んでいる人にとっては、使いづらいかもしれません。
自宅
自宅だと完全なプライベート空間なので気楽な気持ちで練習できます。
しかも、通勤前や寝る前など、好きな時間に適度な練習が出来るので、利用しやすいでしょう。
近所迷惑になることもありますが、少し工夫すれば自宅での練習も可能です。
終盤に、おすすめの防音方法も記載してあるので、参考にしてみてください!
2. 歌が上手くなる、自宅で出来る練習方法
この章からは、歌が上手くなるための自宅での練習方法について紹介します。
歌声を録音をする
自身の歌声を録音しましょう。
音程をなおすには、自身の音を知ることが大事です。
曲を歌い終わったら、必ず自身の音とその曲の音が合っているか確認しましょう。
はじめは、自身の音がズレている場所を把握するのは難しいです。
しかし、何度も繰り返すうちに耳が鍛えられるので、どの部分をなおせば良いか分かってくるでしょう。
リズム感を取る練習をする
いくら、音程が良くてもリズム感がとれないと下手に聞こえます。
歌の練習をするときは、メトロノームを使い、その曲のリズムに合わせて歌う練習をしましょう。
テンポが速い曲の場合は早く、遅い曲の場合は遅く。
ということを意識すると、自然にリズム感を合わせられます。
さらに、リズム感を繊細にするには手拍子をしながら歌うのも大事。
例えば4拍子の曲であれば「ウ・タ(1泊目)・ウ・タ(2泊目)・ウ・タ(3泊目)・ウ・タ(4泊目)」の「タ」で手拍子をしましょう。
すると、リズム感も身体に身に付くはずです。
声を出し続ける
歌が上手くなるには、肺活量も大事です。
ある程度の音量があることで迫力も出ます。
同じ音程で声を出し続けるトレーニングをしてみてください(ドレミ…の順で)。
その際、声を震わせず喉に力を入れないというのが大事です。
同じ音量で声を出し続けましょう。
その後、声を徐々に大きくしたり徐々に小さくする練習をしてみてください。
これを繰り返すと、自由自在に声の大きさを調整でき、抑揚を付けて歌えるようになるでしょう。
3. 自宅で歌の練習をする時におすすめの防音方法
最後の章では、自宅でできる防音方法を紹介します。
遮音シート・吸音ボードの使用
遮音シート・吸音ボードの使用をすると、音がある程度吸収され近所に迷惑をかかりづらくなるでしょう。
壁一面はもちろんのこと、扉、天井など、いろいろな場所へ張ると良いです。
価格も、数千円から数万円程度なので、お金もあまりかかりません。
ただ、貼ったことで壁紙を傷める場合もあるため、賃貸の場合は気を付けて使いましょう。
窓の隙間を埋める
音が漏れる場合、窓の隙間から漏れているケースも多いです。
そこで、スキマテープを使い窓の隙間をなくしましょう。
すると、音漏れしづらくなります。
その他に、通気口や換気口などから聞こえている場合もあるので、そこをふさぐのも一つの手です。
ただ、形状や貼り方によっては、長期間スキマを埋めたことにより、剥せなくなるケースもあるので気を付けてください。
まとめ
自宅でも、工夫すれば周囲へ迷惑をかけずに練習できます。
ぜひ、プロの歌手を目指して、歌の練習に励んでみてはどうでしょうか?