歌手として成功しようと思うと、自分の得意な分野を活かすことが重要です。
さらにいうと、自分で0から知名度を上げていくよりも、ある程度知名度のあるグループに所属する方が芽がでるのも早いことでしょう。
グループに所属することは、その他にも同じレベルのライバルが多数いる中で一緒に活動することで、お互いに高めあうことができるなど、そのメリットは非常に大きいものです。
最近では、インターネットで自分の歌を配信して多くのファンを集めている人もいるようですが、その場合には既に特出した能力やブランディングなどが必要になります。
ですので、既に名のあるグループに入るための方法として、今回はオーディションについて話して生きたいと思います。
1.歌手のオーディションの探し方
歌手のオーディションは、現在インターネットなどでも普通に公表されています。
https://deview.co.jp/AuditionSearchResult?am_genres=2&set_cookie=2
例えばこちらのサイト。
新人発掘オーディションや、人気グループの新メンバーの募集がされていたりします。
ここで重要なのは、自分が将来的にどのようなアーティストになるのかということを具体的にイメージすることです。
そして、募集をかけているグループについて自分なりに分析して見ることが大切になります。
例えばあなたは、歌が得意だったとします。
昔から声が綺麗だと言われて来て、それがきっかけで歌手を目指すようになった。
そんなあなたが、もしもダンスがメインになるようなグループに入ったとします。
あなたは歌もダンスも得意ならいいですが、ダンスが苦手だった場合には自分の能力を活かすことができず、いつまでもグループの端っこにいる可能性だってあります。
大切なのは、自分は何が得意でどういった歌手になりたいのか。
シンガーソングライターを目指しているのに、乃木坂などに入っても遠回りでしょうし、むしろ団体の中でもその個性が輝くようなキャラクターを持っていると思うのであれば、メンバーとの掛け合いがあるようなグループに所属するのが良いでしょう。
単純に今売れているかどうかで選んだりすると、将来的には損をする可能性だってあるのです。
また、ファンにどのような方が多いのかも注目して見るのも良いかもしれません。
自分の歌がどういった人たちに届いて、ファンとはどのような関係性を持っているのか。
長い人生の中でこういったことを事前に考えておくことに損はないでしょう。
2.歌手のオーディションの受け方
先ほどあげたサイトでも、そのオーディションの詳細を見ることができ、登録フォームから登録するデジタル応募と、郵送やメールなどによる応募の二種類が存在します。
どちらの応募方法ができるのかは各オーディションによって違いますが、最近は早く確実に届きお金もかからないデジタル応募の方が人気があるかもしれませんね。
どちらが良いということはないでしょうが、もしも自分の字に自信があるなら手書きで郵送の方が印象に残るかもしれませんね。
この時に気をつけておきたいのは、「手当たり次第に応募しない」ということです。
早く歌手になって歌いたい気持ちはわかります。
しかし、先ほども述べたようにアーティストによってそれぞれ得意分野もキャラクターもあります。
さらには、事務所の方針や方向性というものもあるでしょうから、なんとなく全部受けるのではなく、しっかりと自分の目的にあったオーディションを選びましょう。
3.歌手のオーディションで心がけるべきこと
オーディションを受ける際に心がけることとして、一つは礼儀正しい態度を心がけることでしょう。
受け答えの丁寧さであったり、姿勢は結構気になるものです。
さらに、姿勢が悪いと普通に話す際にも声が正常時よりもおかしくなるでしょう。
歌を本業にするのですから、そのイメージはマイナスにこそなれ、絶対にプラスにはなりません。
そのほか、オーディションの審査員以外のスタッフの方への挨拶であったり、自然な笑顔といった表情・声・態度その全てが見られていると思って良いでしょう。
そして、もう一つ気をつけて欲しいことがあります。
それは、「オーディションは落ちて当たり前」という気持ちを持つことが大切です。
もちろんこれは、受かる気がないのとは違います。
ただ、落ちたからといってあなたの歌が全て否定されたと思うのは違うのです。
先ほども述べたように、事務所には方向性があったり、今欲しい人材のイメージ像というものがあります。
さらに、学校のテストのように正解や不正解があるわけではなく、審査員も人間です。
そのため、歌や人柄に好き嫌いがあるのです。
もしも全く同じ能力・同じ歌声の二人がいたら、自分の好きだと感じる方が選ばれても仕方ないとは思いませんか?
ですので、好き嫌いで結果が変わることもあるのです。
それは仕方ありません。
あなたがやるべきことは、自分の能力を理解して、その才能を活かすために最大限努力すること。
そのためにも、まずはあらゆることに挑戦してみるのが良いかもしれませんね。
これまで歌しかできないと思っていた人が、いざダンスを練習してみたら非常に向いていたことに気付いたり、楽器をやってみたら音感があり人を魅了するような音を奏でることができたりと、何があるかわからないものです。
ただし、そういったことも色々なことを経験しているからこそわかるもの。
やった上で、どうしてもうまくできないことや気分が全く乗らないものも出てくることでしょう。
意外に大切なのは、自分の好きという気持ちに正直になることです。
学校の勉強では、例えば社会が得意で、算数が苦手だったとします。
先生は、得意な社会をさらに勉強することを勧めるのではなく、苦手な算数を克服するように言います。
これは、学校では正しいのかもしれませんが、社会で生きていく上では邪魔になる考え方です。
歌が得意なのであれば歌を伸ばせば良い。
楽器が得意なのであれば、誰にも弾けないような曲を弾けば良い。
そうやって自分の好きや才能を伸ばすことこそがアーティストとして成功するための絶対条件なのです。
その上で、自分の方向性にあっている、自分の才能が活かせるグループのオーディションに行って見ることです。
オーディションの審査員も、これまでの努力が手に取るようにわかるくらいに、色々な人を見てきています。
今の実力だけではなく、今後のひたむきな努力をして歌手として成長していくところまでも視野に入れて審査しているはずなのです。
まとめ
今回は、歌手としてデビューするための、オーディションについて見てきました。
非常に厳しい世界ですし、狭き門だとは思いますが、あなたが努力を続ける限り、その才能は開花の時を待っているのです。
もちろん、努力の方向性が合っているのかや、人との出会いであったりといった運の要素も成功するためには重要なことですが、その方法の一つとしてもしもオーディションに自分の目指す道があるのであれば、是非とも挑戦を続けてほしいと思っています。